正規化された製品名の作成
製品データを確認すると、同じ製品が異なる製品とバージョン番号によって複数回表示されている場合があります。製品を正規化すると、すべての製品とバージョンのバリエーションを表示する代わりに、1 つの製品名とバージョン番号を使用することができます。
たとえば、組織内のコンピュータには、複数のバージョンの Adobe Reader がインストールされている場合があります。古いバージョン番号を個別に追跡する必要がない場合は、[製品] > [検出] ページで Adobe Reader 7、8、および 9 のすべてのレコードを選択し、「Adobe Reader」として正規化できます。バージョン X がインストールされているデバイス数を追跡する場合は、Adobe Reader X (10.0 や 10.1 などのバージョン番号) のすべてのレコードを選択し、「Adobe Reader X」として正規化できます。
正規化された製品の製品名の前には、プラス記号 (+) が表示されます。プラス記号をクリックすると、製品が展開され、含まれるすべてのバリエーションが表示されます。
正規化された製品定義を作成するには
- [製品] をクリックしてから製品ビューのいずれかをクリックします (監視、検出、無視、またはインストールされたすべての製品)。
- [検索] ボックスを使用して、統合する製品名を検索します。
- 製品名を選択し、[処理] > [グループ] をクリックします。
- 正規化された製品名として使用する名前を編集します。
- 一覧表示する製品のビュー (監視または無視) を選択します。
- [保存] をクリックします。
選択した名前が選択した製品ビューに表示されます。名前の横のプラス記号 (+) は、正規化された製品であることを示します。名前を展開 (+ をクリック) すると、正規化された名前に属するすべての名前が表示されます。
製品を正規化された製品に自動的に追加するには
- [製品] をクリックしてから製品ビューのいずれかをクリックします (監視、無視、またはインストールされたすべての製品)。
- ツールバーで、[新規] > [正規化された製品] をクリックします。(製品を既存の正規化された製品に追加する場合は、製品を選択し、ツールバーの [編集] をクリックします。)
- 正規化された製品名として使用する名前、バージョン、製造元情報を入力します。
- 一覧表示する製品のビュー (監視または無視) を選択します。
- [動的ルール] をクリックします。
- ボックスにルールを入力します。ワイルドカード一致の場合はアスタリスク (*) を使用します。
- 別のルールを追加するには、[追加] [+] ボタンをクリックし、別のルールを入力します。
- すべてのルールを追加したら、[保存] をクリックします。
現在データベースにある製品名がルールと一致する場合は、[一致する製品] ボックスに一覧表示されます。新しいインベントリ データと、他の製品名がデータベースに追加されると、これらの名前は正規化された製品に自動的に含まれます。
NOTE: 一部の正規化された製品では、製品詳細ダイアログの [定義] ページで 1 つの製造元名を指定できます。ただし、一部の正規化された名前には、さまざまな製造元名のバリエーションを持つ製品が含まれています。この場合、ワイルドカードを使用して部分一致検索を行い、すべてのバリエーションが含まれるようにします。たとえば、製造元ボックスに「Adobe*」と入力し、製造元名として「Adobe Systems」の全バリエーションを含めます。
また、ライセンス割り当てまたはこの正規化された製品の再利用プロセスを設定できます。詳細については、「コンピュータ グループへのライセンスとチャージバック コストの割り当て」と「製品ライセンスの再利用」をご参照ください。
正規化された製品の削除
正規化された製品を削除するには、製品を選択し、Delete キーを押します。この操作を行うと、グループにまとめられていた製品が個別の製品として製品リストに戻ります。
正規化された製品を削除すると、製品とライセンスの関連付けが解除され、準拠レポートにはその製品がライセンスを使用していることが表示されなくなります。この場合、ライセンスを編集し、各ライセンスの製品の関連付けを確認してください。