エージェント配布ウィザード (2021.1)

Ivanti Endpoint Manager 2021.1では、非管理デバイス検出に、新しいエージェント配布ウィザードが追加されました。非管理デバイスを検出後、このウィザードを使用して、それらのデバイスにエージェントを配布できます。

エージェント配布ウィザードを使用する場合は、次のことを念頭においてください。

  • エージェントをリモートでインストールするのに必要な権限をタスクに持たせるために、最初に、配布認証資格情報を構成する必要があります。

  • このウィザードは、既存のエージェント構成を使用して、任意のオペレーティング システムの Endpoint Manager エージェント サポートにエージェントを配布できます。

  • 検出された、ターゲットとするデバイスには、[OS 情報] 列にリストされているオペレーティング システムがインストールされている必要があります。

  • 複数のオペレーティング システムをターゲットとする場合は、エージェント構成とターゲットをオペレーティング システムごとに個別に構成します。

  • あたかも [エージェントの構成] ツールでエージェント配布をスケジュール済みであったかのように、スケジュール タスクによってエージェント インストールが行われます。

配布認証資格情報を入力するには
  1. [構成] > [サービス] の順にクリックし、[スケジューラ] タブを開きます。[ログインの変更] ボタンをクリックします。指定する認証資格情報には、配布先となるデバイスに対する管理者権限 (ドメイン管理者など) が含まれている必要があります。

  2. [再起動] をクリックしてスケジューラ サービスを再起動します。

非管理デバイス検出を通じてエージェントを配布するには
  1. [構成] > [非管理デバイス検出] の順にクリックします。

  2. エージェントの配布先とするデバイスがまだ検出されていない場合は、[ネットワークのスキャン] ボタンをクリックして、ネットワーク スキャンを構成して実行します。詳細については、「UDD による非管理デバイスの検索」をご参照ください。

  3. ツリーで [コンピュータ] をクリックして、検出されたデバイスを確認します。

  4. ターゲットとするデバイスを選択します。選択しやすいようにするには、[OS 情報] 列見出しをクリックして、検出されたオペレーティング システムでソートします。選択範囲を拡大するにはクリック時に Shift キーを、選択項目を調整するにはクリック時に Ctrl キーを使用します。

  5. 選択内容を右クリックし、[エージェントの配布] をクリックします。

  6. 検出されたオペレーティング システムのページに、検出されたオペレーティング システムが、必要なエージェント タイプでソートされて表示されます。今すぐ配布する必要のないエージェント タイプがある場合は、[削除] をクリックします。

  7. [次へ] をクリックします。

  8. 各オペレーティング システム タイプをサポートしている、利用可能なエージェント構成の一覧が、ウィザードに示されます。目的のエージェント構成を選択します。さらにエージェント構成の変更を行う場合は、[追加] または [編集] ボタンをクリックします。

  9. オペレーティング システムごとに、ステップ7~8を繰り返します。

  10. [タスクのスケジュール] ページで、いつエージェント配布が行われるようにするかを構成します。このページに表示されるスケジュール機能は、Endpoint Manager の他の場所で利用できるものと同じです。オプションの詳細については、「[タスクのスケジュール] ページについて」をご参照ください。

  11. [次へ] をクリックします。

  12. [概要] ページで、選択内容を確認します。変更したい項目がある場合は、[戻る] ボタンを使用します。

  13. [エージェントの配布] ボタンをクリックします。[スケジュール タスク] ツールが表示されます。エージェント タイプごとに個別のスケジュール タスクがあります。タスクが実行された後、ここで配布の進行を監視できます。