プロセス処理

処理は、プロセスを新しいステータスに進めたり、ステータスを変更せずにデータ (メモなど) をプロセスに追加したりするアクティビティです。処理には、手動、自動、および任意の 3 種類があります。

手動処理については、手動処理をご参照ください。自動処理については、自動処理をご参照ください。任意の処理については、任意の処理をご参照ください。

プロセスが該当するステータスに到達すると、プロセスに含まれる処理が Workspace の [処理] リストに表示されます。

一般的に、[処理] リストで任意の処理または手動処理をクリックすると、該当するウィンドウが表示され、割り当てなどの処理に必要な情報を指定できます。これらのウィンドウには、必要に応じて、静的情報をあらかじめ入力できます。静的情報はプロセスのすべてのインスタンスの特定の値です。たとえば、特定の段階での SA ユーザへの割り当てやメモの特定のタイトルです。

処理が使用されるときに、ウィンドウを表示しない処理も作成できます。これはユーザが処理を完了するときに便利ですが、すべての追加情報を記録する必要はありません。詳細については、新しい処理の作成をご参照ください。

自動処理に到達すると、ウィンドウはまだ存在しますが、ユーザには非表示になります。たとえば、承認用のウィンドウを表示せずに、プロセスを承認したユーザ名などの処理に関するレコード データを記録することができます。この情報を自動的にウィンドウに入力し、必要に応じて、その後の段階で表示できます。このウィンドウに表示する静的または動的データを定義できます。動的情報は、このプロセス インスタンスで既に記録されている特定の情報によって変わります。たとえば、現在のユーザへの割り当てや、新しいタスクのタイトルとしての現在のプロセスのタイトルの使用などです。

プロセスの設計時には、プロセスで使用されるオブジェクトまたはウィンドウを変更しなければならない場合があります。この作業は、プロセス図で、目的の処理アイコンを右クリックしてから、[処理ウィンドウの修正] または [処理オブジェクトの修正] をクリックして行います。処理のオブジェクトまたはウィンドウが該当するデザイナーに表示されます。処理によっては、複数のウィンドウが関連付けられている場合があります。この場合、ダイアログが表示され、目的のウィンドウを選択できます。

関連付けられたプロセスに対する処理の実行

一般的に、処理は、プロセスの元になるオブジェクトに対して実行されます (たとえば、申請にメモを追加する、変更を承認するなど)。ただし、関連付けられた処理を使用して、1つ以上の関連付けられたプロセスに対して処理を実行することもできます。たとえば、変更から、関連付けられた処理を使用して、貼付された問題を新しいステータスに進めたり、すべての貼付されたインシデントにメモを追加できます。

関連付けられた処理については、関連付けられたプロセスに対する処理の実行をご参照ください。