エスカレーションの作成
エスカレーションの内容:
- エスカレーションを実行するイベント - プロセス内の特定のステータスまたはステータス タイプへの遷移。
- エスカレーションの実行時 - エスカレーション時刻。
- 完了時の状態 - 特定のステータスまたはステータス タイプへの遷移または特定のステータスまたはステータス タイプからの遷移。
- 定義済みの時刻に実行されない場合の処理 - エスカレーション処理。
エスカレーションを作成するときには、対応時間やエスカレーション処理などを指定します。エスカレーションを対応レベルに追加するときには、エスカレーションに関連付けるステータスまたはステータス タイプを指定します。対応レベルの詳細については、対応レベルをご参照ください。
プロセスの特定のステータスに遷移したときに、エスカレーションが開始されます。各ステータスには、「開始」、「完了」、「終了」、または「その他」というステータス タイプがあります。カスタム ステータスを作成するときには、特定のステータス タイプでエスカレーションを実行するように指定しなければならない場合があります。カスタム ステータスを「開始」にすることはできません。
新しいエスカレーションを作成するには:
- 管理コンポーネントを起動します。
- [サービス レベル管理] ツリーで、目的の対応レベルを開きます。
- [処理] リストで、[新しいエスカレーション] をクリックします。
[エスカレーション] ダイアログが表示されます。
- エスカレーション名と時刻 (時間と分) を入力します。
- エスカレーションのタイプと、エスカレーションが実行されるステータスまたはステータス タイプを指定します。
プロセスが「有効化」ステータスに戻らなければならない場合があります。このような場合、既存のエスカレーションを再開するのではなく、再利用するように指定できます。つまり、クロックによって、エスカレーションが継続されます。このチェック ボックスを選択しない場合、エスカレーションは完全に再開されます。
- 該当する情報を入力します。
ここで、1 つ以上のエスカレーション処理を追加する必要があります。詳細については、エスカレーション処理の作成をご参照ください。
[エスカレーションのコピー] 処理では、すべての処理およびすべてのその他の関連情報を含む、選択したエスカレーションのコピーを作成できます。ただし、名前と説明だけはコピーされません。