イベント マネージャのコンポーネント

イベント マネージャは、統合している外部システムだけではなく、さまざまなコンポーネントを使用します。次の図は、イベント マネージャのシステム アーキテクチャの概要を示します。

イベント マネージャのシステム アーキテクチャの

1 – イベント テーブルをホストするデータベース サーバ
2 – Framework Web アプリケーションをホストする Web サーバ
3 – Event Manager サービスをホストするアプリケーション サーバ
4 – サード パーティー製のアプリケーションと Event Manager Event Logging 実行ファイルを干すとするサード パーティーのアプリケーション サーバ
5 – Event Manager 構成コンポーネントをホストする Service Desk または資産マネージャ クライアント

Event Logging 実行ファイルを除き、すべてのコンポーネントは Service Desk または資産マネージャ インストーラによってインストールされます (詳細については、Ivanti Service Desk および資産マネージャのセットアップEvent Logging 実行ファイルの設定をご参照ください)。

イベント テーブル

イベント テーブルには、外部ソースから受信するすべてのイベントが記録されます。トラブルシューティング目的で、このテーブルの内容を表示するためのクエリが提供されています。

受信した Post イベントはテーブルに追加されます。Send イベントは、対応するイベントが Event Manager によって処理された後に追加されます。イベント レコードはイベント テーブル内に残り、CI 関連の後続のイベントがオープンのプロセスと照合されます。イベント レコードは、対応するプロセスが「終了」ステータス (インシデントのクローズなど) に到達したときに削除されます。または、関連付けられたプロセスがない場合、設定可能なアイドル時間 (最大 1 ヶ月) が経過した後に削除されます。

Framework Web アプリケーション

Web サーバの Framework Web アプリケーションは、Send または Post イベントを外部アプリケーションからイベント テーブルに送信します。

Event Manager サービス

アプリケーション サーバで実行される Event Manager サービスは、イベント テーブルのポーリングと、テーブル内のエントリの状態監視を制御します。

Event Logging 実行ファイル

2 つのコマンド ラインの実行ファイルが Event Manager とともに提供されています。この実行ファイルは、渡されるパラメータによって定義されるイベントを Send または Post します。Event Manager のセットアップ中は、これらのファイルをサード パーティー製のアプリケーション サーバにコピーする必要があります。

これらの実行ファイルに対して適切なコマンド ライン文字列を送信するように、サード パーティー製のアプリケーションを構成する必要があります。この構成は、使用しているサード パーティー製のアプリケーションによって異なります。コマンド ラインとしてイベントのブロードキャストを設定する詳細手順については、サード パーティー製のアプリケーション付属のマニュアルをご参照ください。コマンド ライン パラメータについては、Event Logging 実行ファイルの設定をご参照ください。

URL を使用してイベントを記録することもできます。詳細については、「URL を使用したイベントの記録をご参照ください。

イベント マネージャ コンポーネント

イベント マネージャ コンポーネントは、Ivanti コンソールから起動します。このコンポーネントでは、イベント マネージャを構成できます。