スマート デバイス サーバ プロファイルの作成と構成
スマート デバイス サーバ プロファイルを使用すると、プッシュ通知、HTTPS 構成、スマート デバイス管理、およびデバイス フォルダ割り当てを構成できます。スマート デバイス サーバ プロファイルのステータスは、有効または無効に設定できます。プロファイルを適用する前に、有効にしてください。プロファイルのホーム ロケーションは、プロファイル作成時に選択したロケーションです。
スマート デバイス サーバには複数のプロファイルが適用されている場合があります。
スマート デバイス プロファイルでは、プロファイルの選択条件がペイロードで事前定義されているため、構成できません。たとえば、Android ペイロードには自動的に選択条件があるため、ペイロードは Android OS が搭載されたデバイスにのみ送信されます。ただし、プロファイルを適用するときには、追加の選択条件を使用できます。
中央ファイルストアを使用する場合は、各スマート デバイス サーバに対して1つのデバイス サーバ プロファイルが必要です。中央ファイルストアを正しく使用するには、各スマート デバイス サーバに対して、SDS 公開アドレスを構成する必要があるためです。
スマート デバイス サーバ プロファイルを作成するには
1.[プロファイル] タブから [新しいプロファイル] をクリックします。
[新しいプロファイル] ダイアログ ボックスが表示されます。
2.[スマート デバイス サーバ] をクリックします。
3.[名前] テキスト ボックスにプロファイルの名前を入力し、プロファイル設定を構成します。
スマート デバイス サーバ プロファイルには、次の構成オプションがあります。
プッシュ通知 |
Avalanche がサービス固有のデータ暗号化を使用して、スマート デバイスと通信できるようにします。 •Google GCM。Google プロジェクト番号と API キーを入力すると、Android デバイスが GCM を使用して、スマート デバイス サーバと直接通信できます。 •Google Firebase Cloud Messaging (FCM)。 Google-services ファイルとサービス アカウント ファイルを追加し、Android デバイスが FCM を使用してスマート デバイス サーバと通信できるようにします。詳細については、「FCM for Android の構成」をご参照ください。 •Apple iOS。証明書を追加し、パスワードを作成して、iOS デバイスがスマート デバイス サーバと通信できるようにします。詳細については、「iOS 用の APNS 証明書の取得」をご参照ください。 |
HTTPS 構成 |
スマート デバイス サーバは SSL 証明書を使用してデバイスと通信できます。このためには、証明書をアップロードし、関連付けられたパスワードを入力し、スマート デバイス サーバのアドレスを入力する必要があります。詳細については、「スマート デバイス サーバの証明書のインポート」をご参照ください。 |
スマート デバイス管理 |
•スマート デバイス クライアント管理者パスワード。 このパスワードによって、Android デバイス ユーザはアプリケーションの制限を上書きできます。 •自動スマート デバイス チェックイン。 スマート デバイスがサーバにチェックインして新しい構成またはファイルを確認する頻度を定義します。オプションを有効にしない場合、デバイスの既定値は24時間ごとです。デバイスの [即時更新] コマンドを実行しても間隔はリセットされません。 •送信元アドレスを検出する。 デバイスの送信元 IP アドレスをインベントリの [IP アドレス] フィールドで報告するかどうかを選択します。このオプションを [オン] に設定すると、ルーターの IP アドレスが報告されます。[オフ] に設定すると、デバイスの IP アドレスが報告されます。[継承] に設定すると、設定構成は親フォルダのスマート デバイス サーバ プロファイルから継承されます。(デバイスの IP アドレスは常に [割り当てられた IP アドレス] フィールドで報告されます。) |
デバイス フォルダ割り当て |
登録後にデバイスがフォルダに割り当てられる方法を定義します。このオプションを設定しない場合、親ロケーションに割り当てられた最も近いプロファイルの設定を継承します。 •ユーザごとに固定。 デバイスは最初に登録されるときに、登録ルールに関連付けられたフォルダに配置されます。必要に応じて、ユーザが削除できます。 •選択条件で動的。 デバイスがサーバにチェックインするときには、サーバがフォルダの選択条件を評価し、一致する選択条件の最初のフォルダに各デバイスを配置します。サーバは、デバイスがチェックインするたびに、この処理を実行します。これにより、フォルダまたは選択条件が変更された場合に、デバイスはチェックイン時に最初の一致するフォルダに自動的に移動されます。管理者が手動でデバイスを別のフォルダに移動する場合でも、次回のデバイスのチェックイン時に最初に一致するフォルダに移動されます。 |
UDP サービス ディレクトリ |
一括登録で登録するデバイスを待機し、サーバの場所をこれらのデバイスにブロードキャストします。一括登録の詳細については、「Android デバイスの接続」をご参照ください。 |
端末 ID 割り当て |
Android デバイスの端末 ID がどのように決定されるかを構成します。Android デバイスには、登録時に端末 ID が割り当てられます。割り当てられた ID は、[デバイス詳細] ページのプロパティの下で確認できます。 現在、この機能は標準 Android デバイスのみに適用され、Android Enterprise や iOS には適用されません。 スマート デバイス サーバが選択する番号は、構成可能な範囲内で最も小さい番号です。また、Cスタイル形式を使用して、端末 ID 範囲のテンプレートを作成できます。たとえば、Seattle‑%d は Seattle‑4 などの ID を生成し、Seattle‑%05d は Seattle‑00004 などの ID を生成します。 |