エージェント (ハイブリッド管理版) のインストール
MDM 登録時に エンドポイント マネージャ エージェントを Windows デバイスおよび macOS デバイスに自動的にインストールするためのパッケージを作成することで、ハイブリッド管理が可能になります。エンドポイント マネージャ同じパッケージを使用して、既に MDM に登録済みのデバイスにエージェントをインストールすることもできます。
Windows デバイス
エージェント構成の MSI パッケージを作成します。作成したエージェント構成パッケージは、コア上でホストすることも、Microsoft Azure などのクラウド ストレージでホストすることもできます。ネットワーク外のデバイスからアクセスできるようにするには、エージェント パッケージをクラウドでホストする必要があります。作成したエージェント パッケージは、デバイスの登録時または登録後にデバイスに配布できます。MSI パッケージの詳細については、「MSI 配布パッケージの使用方法」をご参照ください。
エージェント構成パッケージを作成するには
1.[ツール] > [構成] > [エージェント構成] > [公開構成] に移動し、ツールバーの [すべてリビルド] をクリックします。
2.[既定の Windows 構成] を右クリックし、[自己完結型エージェント MSI インストール パッケージの作成] を選択します。
3.[保存] をクリックします。エージェント インストール パッケージが作成されます。これには数分かかる場合があります。
4. [ツール] > [配布] > [配布パッケージ] に移動します。
5.[新規] をクリックし、[Windows] > [MSI] の順に選択します。
6.エージェント構成パッケージの名前を入力します。
7.ネットワーク内のデバイスの場合は、エージェント構成の .msi ファイルを選択します。既定の場所は http://[core address]/ldlogon/AdvanceAgent です。
ネットワーク外のデバイスの場合は、エージェントの .msi パッケージを Microsoft Azure などのクラウド ストレージから配布する必要があります。詳細については、「配布パッケージ クラウド ストレージ」をご参照ください。
8.[保存] をクリックします。
構成パッケージをデバイスに配布するには
1.[ツール] > [最新デバイス管理] > [共同管理エージェント] に移動します。
2.[登録時に Windows 高度なエージェントをインストールする] を有効にします。
3. ドロップダウン メニューからエージェント構成パッケージ (MSI) を選択します。
4.[保存] をクリックします。
5.デバイスを登録します。Windows デバイスの登録の詳細については、「Windows 直接コア登録」をご参照ください。
あるいは
そのデバイスが既に登録されている場合は、インベントリ パネルでデバイスを右クリックし、[モバイル同期] を選択してインストールを開始します。
Mac デバイス
MDM エージェント マニフェスト パッケージを作成し、これを macOS デバイスの登録時または登録後に配布します。
エージェント マニフェスト パッケージを作成するには:
1.ファイル エクスプローラで、C:\Program Files\LANDesk\ManagementSuite\ldmain\Install\mac に移動します。
2.ivagent-complete.man.zip ファイルを、サードパーティ製の有効な証明書が含まれている HTTPS サーバーにコピーします。
3.Zip ファイルを展開します。
4.テキスト エディタで manifest.plist を開きます。
5.「insert the pkg file url here (must be https with a valid trusted cert)」という部分を、ivagent-complete.pkg ファイルの URL に置き換えます。
6.エンドポイント マネージャ コンソールで、[配布パッケージ] > [公開のパッケージ] > [新規] > [Macintosh MDM] に移動します。
7.パッケージの名前を入力します。
8.[マニフェスト URL] ラジオ ボタンを選択します。
9.manifest.plist の URL を入力します。
10.バンドル ID とバンドル バージョンを入力します。この情報は Ivanti コアサーバのバージョンによって異なります。
サーバ バージョン |
バンドル ID |
バンドル バージョン |
---|---|---|
2018.3 |
com.landesk.LANDesk_Settings |
11.0.1.1 |
2018.3 SU1 |
com.landesk.LANDesk_Settings |
11.0.1.1 |
2018.3 SU2 |
com.landesk.LANDesk_Settings |
11.0.1.1 |
2018.3 SU3 |
com.landesk.LANDesk_Settings |
11.0.1.1 |
2018.3 SU4 |
com.landesk.LANDesk_Settings |
11.0.1.1 |
2018.3 SU5 |
com.landesk.LANDesk_Settings |
11.0.2.1 |
2018.3 SU6 |
com.landesk.LANDesk_Settings |
11.0.2.1 |
2019.1 |
com.landesk.LANDesk_Settings |
11.0.2.1 |
2019.1 SU1 |
com.landesk.LANDesk_Settings |
11.0.2.1 |
2019.1 SU2 |
com.landesk.LANDesk_Settings |
11.0.2.1 |
2019.1 SU3 |
com.landesk.LANDesk_Settings |
11.0.2.1 |
2019.1 SU4 |
com.landesk.LANDesk_Settings |
11.0.2.1 |
2019.1 SU5 |
com.landesk.LANDesk_Settings |
11.0.2.1 |
2020.1 |
com.landesk.LANDesk_Settings |
11.0.3.1 |
2020.1 SU1 |
com.landesk.LANDesk_Settings |
11.0.3.1 |
11.[保存] をクリックします。
構成パッケージをデバイス群に配布するには:
1.[ツール] > [最新デバイス管理] > [共同管理エージェント] に移動します。
2.[登録時に MAC エージェントをインストールする] を有効にします。
3.矢印を使用して、登録時にインストールする Mac エージェント構成を1つと、Mac デバイス プロファイル (既定の MAC 構成、EPM エージェント認証などのデバイス プロファイル) をすべて選択します。 Mac 構成プロファイルの詳細については、「MDM エージェント設定の配布」をご参照ください。
IMPORTANT: Mac エージェント構成は1つ選択してください。Mac エージェント構成が1つも選択されていない場合、または複数選択されている場合、インストールは失敗します。ただし、Mac デバイス プロファイルは複数選択できます。
4.作成した MDM エージェント マニフェスト パッケージをドロップダウンリストから選択します。
5.[保存] をクリックします。
6.デバイスを登録します。macOS デバイスの登録の詳細については、「Mac デバイスの登録」をご参照ください。
あるいは
そのデバイスが既に登録されている場合は、インベントリ パネルでデバイスを右クリックし、[モバイル同期] を選択してインストールを開始します。