アプリケーション グループ
このセクションの内容
- アプリケーション グループ
- アプリケーション グループの追加
- 既存のアプリケーションをアプリケーション グループに追加する
- アプリケーション データ収集からアプリケーションをアプリケーション グループに追加する (自動)
- アプリケーション データ収集からアプリケーションをアプリケーション グループに追加する (手動)
- 新しいアプリケーションを名前でアプリケーション グループに追加する
アプリケーション グループ
共通のレジストリ キーやファイルやフォルダを使用するアプリケーションをアプリケーション グループに追加し、個人設定用の単一のグループとして管理できます。こうすると、そのグループ内のすべてのアプリケーションの一貫性を確保しやすくなります。1つのアプリケーション グループを1つの実行可能ファイルのみで構成することも可能であり、こうすると、将来的に必要に応じてそのグループにアプリケーションをすばやく追加できるようになります。Environment Manager でアプリケーションを作成するときには、新規または既存のアプリケーション グループに追加するためのオプションを使用できます。
追加 (包含) か除外かは、アプリケーション グループ レベルで設定する必要があり、範囲の表示や管理は、[アプリケーション グループ] 作業領域のさまざまなタブで行えます。「アプリケーションの追加と除外」をご参照ください。
個人設定は、次の場合に、個人設定サーバとのみ同期されます。
- グループ内の最初のアプリケーションが開かれたとき
- グループ内の最後のアプリケーションが閉じられたとき
たとえば、すべての Microsoft Office アプリケーションが1つのグループで管理されていて、Outlook、Word、Excel がこの順序で開かれた場合、Outlook が開かれたときに一度、同期が発生します。Word、Outlook、Excel がこの順序で閉じられた場合は、Excel が閉じられたときにのみ、同期が発生します。アプリケーション グループの「プロパティ」もご参照ください。
標準アプリケーション グループ内のアプリケーションは、同じ仮想キャッシュを共有します。そのためファイル システムやレジストリ ディレクトリ内には存在しません。「アプリケーション 個人設定」をご参照ください。
標準の仮想化を使用する場合、統合アプリケーションの設定に依存する実行可能ファイル (たとえば、Microsoft Teams のカレンダ機能) など、動作の信頼性があまり高くない実行可能ファイルもあります。この場合、代替となる個人設定ソリューションとして、 非仮想化アプリケーション グループ (つまり NVAG) を検討してください。PVC が無効になっている場合、NVAG により個人設定が可能です。詳細については、「PVC 仮想化について」をご参照ください。
アプリケーション グループの追加
- [ユーザ個人設定] ナビゲーション ツリーで、[個人設定] > [アプリケーション 個人設定] > [アプリケーション グループ] を選択します。
-
[個人設定] リボンで、[アプリケーション グループの追加] をクリックします。
[アプリケーションの追加] ダイアログが表示されます。
- アプリケーション グループの名前を入力します。アプリケーション グループは、既存のアプリケーションまたはアプリケーション グループと同じ名前ににしないでください。
- [OK] をクリックします。
- アプリケーション グループはナビゲーション ペインで作成されます。
既存のアプリケーションをアプリケーション グループに追加する
- [ユーザ個人設定] ナビゲーション ツリーで、[個人設定] > [アプリケーション 個人設定] > [アプリケーション グループ] を選択します。
- アプリケーション グループを選択します。
-
[個人設定] リボンで、[アプリケーションの追加] > [アプリケーションの選択] をクリックします。
[アプリケーションの選択] ダイアログが表示されます。
- 必要なアプリケーションを選択します。Ctrl または Shift キーを使用して、複数のアプリケーションを選択できます。
- [OK] をクリックします。
選択したアプリケションがアプリケーション グループに追加されます。
アプリケーション データ収集からアプリケーションをアプリケーション グループに追加する (自動)
- [ユーザ個人設定] ナビゲーション ツリーで、[個人設定] > [アプリケーション 個人設定] > [アプリケーション グループ] を選択します。
- アプリケーション グループを選択します。
-
[個人設定] リボンで、[アプリケーションの追加] > [アプリケーションの選択] をクリックします。
[アプリケーションの選択] ダイアログが表示されます。
-
[新規] > [アプリケーション データ収集から] をクリックします。
[アプリケーションの追加 - データ収集] ダイアログが表示されます。ダイアログには、アプリケーション データ収集で収集されたアプリケーションが一覧表示されます。
- 特定のアプリケーション バージョンを対象にするには、次のラジオボタンのいずれかを選択します。
- メジャー アプリケーション バージョンを使用する - アプリケーションはメジャー バージョン番号でグループ化されます。たとえば、5.0と5.1はグループ化されますが、6.0は別です。
- すべてのアプリケーション バージョンを使用する - アプリケーションはバージョン番号に関係なくグループ化されます。たとえば、5.0、5.1、6.0がグループ化されます。
- リストからアプリケーションを選択します。
-
[自動構成詳細を表示] をクリックします。
構成の読み取り専用コピーのみが表示されます。
- 各アプリケーションの終了時に作成されたスナップショットから、次の統計が作成され、アプリケーションを実行したすべてのユーザの各レジストリキーまたはフォルダ パスに合わせて表示されます。
- 回数 - レジストリ パスまたはフォルダ パスがアプリケーションによってアクセスされた合計回数。
- 平均サイズ - 各アプリケーションの終了時から、レジストリキーまたはフォルダのデータの平均サイズ。たとえば、最初のアプリケーションの終了時に100バイトのサイズで、2回目の終了時に200バイトであるとすると、平均サイズとして150バイトが表示されます。
- ピークサイズ - 各アプリケーションの終了時から、レジストリキーまたはフォルダのデータの記録された最大サイズ。たとえば、最初のアプリケーションの終了時に100バイトのサイズで、2回目の終了時に200バイトであるとすると、ピーク サイズとして200バイトが表示されます。
平均サイズとピーク サイズの累計サイズは、ダイアログの下部に表示されます。この情報は、アプリケーションがパーソナライズされた場合に、ユーザ単位で発生しうるプロファイルサイズを示します。
-
[完了] をクリックすると、自動構成ビューが閉じます。
自動構成が終了します。
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[OK] をクリックします。
[詳細を入力] ダイアログが表示されます。
- [名前] フィールドで、Environment Manager コンソール内のアプリケーションを一意に特定する名前を入力します。アプリケーションは、既存のアプリケーションまたはアプリケーション グループと同じ名前ににしないでください。
- [OK] をクリックします。
- リストで新しいアプリケーションを選択し、[OK] をクリックします。
アプリケションが作成され、アプリケーション グループに追加されます。
アプリケーション データ収集からアプリケーションをアプリケーション グループに追加する (手動)
- [ユーザ個人設定] ナビゲーション ツリーで、[個人設定] > [アプリケーション 個人設定] > [アプリケーション グループ] を選択します。
- アプリケーション グループを選択します。
- [個人設定] リボンで、[アプリケーションの追加] > [アプリケーションの選択] をクリックします。
[アプリケーションの選択] ダイアログが表示されます。
- [新規] > [アプリケーション データ収集から] をクリックします。
[アプリケーションの追加 - データ収集] ダイアログが表示されます。ダイアログには、アプリケーション データ収集で収集されたアプリケーションが一覧表示されます。
- 特定のアプリケーション バージョンを対象にするには、次のラジオボタンのいずれかを選択します。
- メジャー アプリケーション バージョンを使用する - アプリケーションはメジャー バージョン番号でグループ化されます。たとえば、5.0と5.1はグループ化されますが、6.0は別です。
- すべてのアプリケーション バージョンを使用する - アプリケーションはバージョン番号に関係なくグループ化されます。たとえば、5.0、5.1、6.0がグループ化されます。
- [いいえ、このアプリケーションを手動で構成します (詳細)] をチェックします。
- [構成] をクリックします。
ダイアログには、選択したアプリケーションのアプリケーション データ収集によって収集されたすべてのレジストリキーとフォルダ パスが一覧表示されます。
- 各アプリケーションの終了時に作成されたスナップショットから、次の統計が作成され、アプリケーションを実行したすべてのユーザの各レジストリキーまたはフォルダ パスに合わせて表示されます。
- 回数 - レジストリ パスまたはフォルダ パスがアプリケーションによってアクセスされた合計回数。
- 平均サイズ - 各アプリケーションの終了時から、レジストリキーまたはフォルダのデータの平均サイズ。たとえば、最初のアプリケーションの終了時に100バイトのサイズで、2回目の終了時に200バイトであるとすると、平均サイズとして150バイトが表示されます。
- ピークサイズ - 各アプリケーションの終了時から、レジストリキーまたはフォルダのデータの記録された最大サイズ。たとえば、最初のアプリケーションの終了時に100バイトのサイズで、2回目の終了時に200バイトであるとすると、ピーク サイズとして200バイトが表示されます。
- 必要に応じて、[ほとんど個人設定にされないパスを非表示にする] をオンにし、追加対象として推奨されないパスを除外します。
- アプリケーション グループに追加するレジストリおよびフォルダ パスをオンにします。
- パスが選択または選択解除されると、アプリケーション プロファイル サイズが、選択したパスの平均サイズとピーク サイズの累積サイズで更新されます。この情報は、アプリケーションがパーソナライズされた場合に、ユーザ単位で発生しうるプロファイルサイズを示します。
- [OK] をクリックします。
[詳細を入力] ダイアログが表示されます。
- [名前] フィールドで、Environment Manager コンソール内のアプリケーションを一意に特定する名前を入力します。アプリケーションは、既存のアプリケーションまたはアプリケーション グループと同じ名前ににしないでください。
- [OK] をクリックします。
アプリケーションが作成され、[アプリケーションの選択] ダイアログに一覧表示されます。
- リストで新しいアプリケーションを選択し、[OK] をクリックします。
アプリケションがアプリケーション グループに追加されます。
新しいアプリケーションを名前でアプリケーション グループに追加する
- [ユーザ個人設定] ナビゲーション ツリーで、[個人設定] > [アプリケーション 個人設定] > [アプリケーション グループ] を選択します。
- アプリケーション グループを選択します。
-
[個人設定] リボンで、[アプリケーションの追加] > [アプリケーションの選択] をクリックします。
[アプリケーションの選択] が表示されます。
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[新規] > [名前] をクリックします。
- [アプリケーション] フィールドで、アプリケーション実行ファイル名を入力するか、省略記号 (...) をクリックして、ファイル システムからアプリケーションを選択します。
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任意で、[フォルダ] フィールドで、フォルダ パスを入力するか、省略記号をクリックして、ファイル システムからフォルダを選択します。指定されたフォルダで見つかった場合にのみ、アプリケーションが管理されます。
フィールドが空欄の場合、入力した条件と一致するすべてのアプリケーションが場所に関係なく管理されます。
- [名前] フィールドで、Environment Manager コンソール内のアプリケーションを一意に特定する名前を入力します。アプリケーションは、既存のアプリケーションまたはアプリケーション グループと同じ名前ににしないでください。
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任意で、[オペレーティング システム] および [アプリケーション バージョン] フィールドで、正規表現を指定して、特定のオペレーティング システムまたはアプリケーション バージョンを対象にします。あるいは、.* の既定の正規表現を使用して、すべてのオペレーティング システムとアプリケーション バージョンを含めます。
実行ファイル名、オペレーティング システム、およびアプリケーション バージョンの指定された組み合わせは既存のアプリケーションと一致する必要があります。
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[OK] をクリックします。
アプリケーションが作成され、[アプリケーションの選択] ダイアログに一覧表示されます。
- リストで新しいアプリケーションを選択し、[OK] をクリックします。
アプリケションがアプリケーション グループに追加されます。