Neurons Bots
Ivanti Neurons Bots は、IT 部門のための強力なハイパー オートメーション機能を提供します。ノーコード/ローコード インターフェイスと、そのまま使用できる豊富なコンテンツにより、組織では IT ランドスケープ全体にわたる多くの課題解決を瞬時に始めることができます。
通常、Ivanti Neurons Bots を使用するのは、多数のユーザ デバイスの生産性、正常性、セキュリティに責任のある IT 管理者や IT マネージャ、あるいはサービス デスク アナリストのためのトラブルシューティング能力向上ツールを提供する担当者です。 問題解決を開始する上ですぐに使えるボット クエリとアクションが多数あり、これらは PowerShell、osquery、Bash、Windows コマンドのサポートを利用して拡張できます。
前提条件
Neurons Bots を使い始める前に構成しておく必要のある機能性を提供するため、Ivanti Neurons Bots には、Ivanti Neurons プラットフォームのコンポーネントがいくつか使用されています。
- Ivanti Neurons エージェント: デバイスからリアルタイムの日付を取得するクエリを発行し、デバイスにアクションを配信するために、このエージェントを使用します。 osquery データの配布と転送も、このエージェントが行います。 詳細については、Ivanti Neurons エージェントをご参照ください。
- デバイス グループ: デバイス リストでは、さまざまな属性に基づいてデバイスの絞りこみや並べ替えを行うことができます。 結果として得られるデバイスのセットをグループとして保存し、Neurons Bots でそのグループを使用することで、クエリやアクションの対象をそのグループのデバイスに制約できます。 詳細については、デバイスをご参照ください。
Neurons Bots の機能の一部は、適切なロールが割り当てられたユーザのみが使用できます。 詳細については、「アクセス コントロール」をご参照ください。
Neurons Bots - スケジュール
スケジュール Neurons Bots を使用して、エンドポイントとエッジ デバイスを自律的に自己回復させることができます。 ボットは、キーとなるインサイトを浮かび上がらせる、準拠性やユーザ生産性の阻害要因がないか、環境を自動的に監視することにより、ユーザやデバイスの効率性やセキュリティを向上させることができます。 これにより、警告や問題修復の自動化が可能になることで、報告されていない問題や変更について積極的な改善を行えます。 スケジュールされたボットは、問題がユーザにとってのトラブルとして表面化する前に、問題を検出し、解決することにより、時間とコストの削減を助け、エンドユーザのエクスペリエンスを向上させます。
この機能内で動作する Neurons ボットは、手動でも起動できますが、その意図されている用途は、スケジュールに基づいて特定のデバイス グループを対象として「アクティブ化」され、自動的に実行されることです。
ボットの種類、つまり スケジュールは、Neurons Bots では トリガと呼ばれ、これはボット エディタに追加する最初のステージです。 詳細については、「トリガ」および「トリガ設定」をご参照ください。
スケジュール Neurons Bots を使用するには、Ivanti Neurons for Healing ライセンスが必要です。
Neurons Bots - カスタム アクション
カスタム アクション Neurons Bots を使用すると、サービス デスク チームでは、インシデントの解決とプロセスを自動化することにより、強力な診断機能と修復機能を提供し、複雑さ、長い待ち時間、高いエスカレーション コストを削減できます。 サービス デスクのアナリストが所定のデバイスに対してボットを起動して、サポート案件を解決することで、エンドユーザにとって解決までの時間が短縮され、生産性が大きく向上します。
この機能内で動作する Neurons Bots は、手動で起動することもできますが、その意図されている用途は、サポート アナリストがインシデントを解決するために特定のデバイスに対して起動できるよう、カスタム アクションとしてデバイス ビューに表示されるように「アクティブ化」されることです。
ボットの種類、つまり カスタム アクションは、Neurons Bots では トリガと呼ばれ、これはボット エディタに追加する最初のステージです。 詳細については、「トリガ」および「トリガ設定」をご参照ください。
カスタム アクション Neurons Bots を使用するには、Ivanti Neurons Workspace ライセンスが必要です。