バージョン2024.1 1月
Ivanti Neurons for Discovery

このコネクタに、Intune デバイスの参加タイプとカテゴリ用の、追加のフィルタが備わりました。
Ivanti Neurons Edge Intelligence

デバイス上の Application Control イベントをクエリできる新しいセンサーが追加されています。 たとえば Ivanti Application Control イベント概要センサーや詳細センサーなどです。
これらのセンサーが機能するための前提条件として、クエリの対象となるデバイスに Application Control エージェントがインストールされている必要があります。 Ivanti Application Control エージェント ステータスに、Application Control エージェントがデバイスにインストールされているかどうか、およびそのステータスが示されます。

共有のお気に入りを作成できるようになりました。 ユーザが共有のお気に入りを作成するためには、Edge Intelligence の [構成] 権限の [許可] 権が必要です。
共有のお気に入りは、それを作成したユーザ以外のユーザも使用でき、Edge Intelligence の推奨ページにある「お気に入り」セクションを通じてアクセスできます。

ユーザ セッションにおいて適用されたポリシーを、確認できるようになりました。 このクエリは、ログオン セッション詳細の [グループ ポリシー] カテゴリ上で、クリックスルーとして利用できます。

すべてのクエリのテーブル ビューに、現在設定されているすべての列フィルタをクリアできる新しいボタンが追加されました。
Ivanti Neurons for Healing

[検出] アクションに、レジストリ キーと値を検出するためのルールが備わりました。 詳細については、「検出ルール」をご参照ください。

新しい [レジストリ] アクションでは、レジストリ キーの作成と削除、およびレジストリ値の設定と削除が可能です。 詳細については、「パッケージとアクション」をご参照ください。

新しいアクションにより、MSIX パッケージのインストールまたはアンインストールが可能になります。 詳細については、「パッケージとアクション」をご参照ください。

EXE インストーラと MSI インストーラ、およびスクリプトから返されるリターン コードにより、パッケージが正常に実行されたかどうかを判断し、何が起きたのかについての追加情報を提供できます。
管理者は、リターン コードを [成功] または [失敗]、およびカスタム メッセージにマップする、カスタムのリターン コード リストを作成できるようになりました。

元々、スクリプト アクションでは、スクリプト コードを UI に入力することによってスクリプトを実行することのみが許されていました。 以前にダウンロードしたスクリプト ファイル、またはデバイスに既に存在するスクリプト ファイルを、実行対象として選択できるようにするため、オプションが追加されました。

アプリの配布を通じたアプリのインストールをトリガするステージと、割り当てられたアプリの状態を問い合わせるステージが、Neurons Bots に組み込まれました。
詳細については、Bots の「アプリの配布のトリガ」ステージをご参照ください。

ボット内でのまったく新しい調査管理エクスペリエンスのロールアウトを拡張しています。 ユーザのセンチメントを把握することは、デバイス、アプリケーション、サービスなど IT のさまざまな側面にわたってユーザが経験しているデジタル摩擦を理解し、定量化するために重要です。 この機能は、エンド ユーザから評価を収集するための新しいチーム ステージと、経時的な評価を表示するレポート UI で構成されます。
詳細については、「調査ボット」をご参照ください。

当社の API ハブ (developer.ivanti.com) からボットをトリガできるようになりました。 これは、アクティブとしてマークされている Workspace (カスタム アクション) ボットに対して機能します。

新しいステージの導入:
- デバイス ストレージ (読み取り、書き込み、削除): これらは、 複数のボット実行を通じて、あるいは複数のボットを通じて使用されるデバイス データのためのクラウドベースのストレージを提供します。 使用例としては、OS にとらわれない繰り返し制御 (例: Teams 対話においてユーザは `XYZ についてリマインドしない` を選択できます) や、数式ステージの使用と併せて、保存されている値を増分させることで、問題の頻度を追跡する、などがあります。
- 数式: これは、数値変換のためのパワフルな機能を提供します。 使用例としては、単位変換、平均値計算、増分カウンタなどがあります。
- ボット レポート: これは、ボット実行を対象に集計された結果情報を CSV として抽出するための、便利な方法を提供します。 上流ステージから必要なデータの列を選択し、結果ビューで時間枠、トリガ フィルタ、および最終状態 (デバイスの重複排除) コントロールを利用し、必要に応じてデータをピボット処理して、[CSV のダウンロード] をクリックするだけです。
- ウェブ リクエスト (ベータ版): このステージは、ボット内で使用するデータを受信する、あるいは外部システム内の変化を駆動させるために使用できます。 任意で、API キーまたは基本認証による認証や、結果の RAW または JSON としての解釈を行えます。 単一の応答または情報の配列を処理でき、Ivanti クラウドからデバイスごとに1回実行されます。
詳細については、「ウェブ リクエスト - ベータ版」ステージをご参照ください。 - Microsoft Teams ステージ - 一般提供: 当社の Microsoft Teams ボットを Microsoft Teams アプリ ストアからダウンロードできるようになりました。 さらに、MS Teams 管理センター内からのロゴとテキストの制限付きカスタマイズもサポートされ、企業ブランド イメージに合ったエンド ユーザ エクスペリエンスを提供できます。
Ivanti Neurons for Patch Management

Ivanti Neurons for Patch Management プラットフォームの対象範囲が拡張され、Linux のいくつかのフレーバーとバージョンが含まれるようになりました。 このプラットフォームの拡張は、下記で開始されますが、時間の経過とともに拡張されます。
- Red Hat Enterprise Linux 7~9
- Oracle Linux 7~9
- CentOS 7
Ivanti の Windows や macOS に対するアプローチと比較すると、Linux サポートはコンテンツレスです。 つまり、そのままでは Linux データはカタログに表示されませんが、Linux エージェントの配布を開始してスキャン結果が返され始めると、検出されたパッケージがすべて Ivanti Neurons に取り込まれるようになります。
パッチ管理者には不足しているパッケージがすべて表示され、これが Patch Intelligence で Ivanti のリスクベースの脆弱性データとマージされて、アドバイザリや CVE 件数、VRR グループ、VRR スコア、悪用された CVE などが可視化されます。 初回起動時には、すべてがスキャンされ、すべての構成が配布されます。将来のリリースでは、Linux オペレーティング システム上での修復に対して、より粒度の細かい制御が導入される予定です。
詳細については、カスタム パッチ構成の作成をご参照ください。

特定のパッチを配布から除外する機能が追加されました。 管理者は、Patch Intelligence でパッチ グループを作成し、Windows 構成で、そのパッチ グループ内の任意の更新をポリシーから除外するように構成できます。 除外されたパッチは、選択された配布オプションに関係なく、修復がブロックされます (「除外する」が「含める」よりも優先される)。
詳細については、カスタム パッチ構成の作成をご参照ください。

macOS システムを常に強制的に再起動する機能が、[パッチ構成] > [Mac 配布動作] の [再起動コントロール] セクションで利用できるようになりました。 これにより管理者は、配布されたパッチのリターン コード ステータスに関係なく、再起動を強制できます。
詳細については、カスタム パッチ構成の作成をご参照ください。

- デバイス詳細ビュー: [リリースされてからの日数] 列とデータが追加されました
- デバイス詳細ビュー: [パッチ名] および [アドバイザリ] 列へのリンクが追加されました
詳細については、準拠レポートをご参照ください。

テナント レベルの機能フラグを使用して利用できます。 お客様は、Ivanti サポートに連絡して、この拡張機能の使用をオプトインすることができます。 この拡張機能を有効にすると、Ivanti Security Controls コネクタの動作が変更され、カスタム パッチ スキャン データがセキュリティ スキャンやフル スキャンと同じように動作するようになります。 Ivanti Security Controls と Ivanti Neurons for Patch Management の一貫性を保つために、最新のカスタム パッチ スキャン データのみが表示されます。

macOS Sonoma 14のサポートが追加され、最新の Apple OS バージョンを管理できるようになりました。
Ivanti Neurons Patch for Intune

Ivanti コンテンツ カタログにないアプリケーションを含め、すべてのサードパーティの公開に Patch for Intune を使用できるようになりました。 Patch for Intune 内でカスタム アプリケーションを作成すると、Intune でカスタム アプリケーションを直接管理する場合に比べて、いくつかの利点があります。
- アプリケーションの作成と管理のプロセス全体が単一のアプリケーションで実現されます
- Patch for Intune でカスタム アプリケーションを作成する場合、そのアプリケーションを事前にパッケージ化する必要はありません。必要な exe または msi をアップロードすると、Patch for Intune がパッケージ化を処理し、プロセスを大幅に合理化します
詳細については、「製品の作成」をご参照ください。

- 高度な設定の [必須] および [利用可能] グループ オプションと「緊急事態」ボタンを使用して、ロールアウト キャンペーンを強制的に開始できます。
- ロールアウト ビューと製品管理パネルがアルファベット順に並べられるようになりました。
- 時として、1つのロールアウト キャンペーンに同じ製品の複数のバージョンが同時に含まれている場合がありますが、どちらかを選択できるようになりました。
- アプリケーションがロールアウト キャンペーンの最終ステージに到達した後、そのアプリケーションを [アクティブな製品] グリッドに表示したままにできるようになりました。
- 既定の簡易ビューを維持しながら、各ステージでどのグループが選択されているかを確認できます。
- さまざまなステージに色分けが追加されたため、どの時点で進捗が見られ、どの時点で問題 (失敗やステージが進まないなど) が発生したかを確認できます。
- デバイスの最小数を設定して、その数のデバイスにアプリケーションが正常にインストールされないうちはキャンペーンが次の段階に進まないようにできます。
- 必要時にはいつでも、アプリケーションを次のステージに手動で移動できます。
詳細については、「ロールアウト キャンペーン」をご参照ください。

認証資格情報を入力するときに、Patch for Intune の外部に移動する必要がなくなりました。
詳細については、「Azure 資格情報の構成」をご参照ください。

x86アプリはバックグラウンドで削除されるようになりました。
詳細については、「x86バージョンの公開の停止」をご参照ください。

メモ フィールドに [範囲] が追加されました。 アプリケーションのリストを表示すると、メニューをドリルダウンしなくても、どのアプリケーションがどの範囲に対応しているのかが簡単にわかります。
詳細については、「Intune に公開された製品へのメモの追加」をご参照ください。
Ivanti Neurons プラットフォーム

Ivanti Neurons エージェントが次の追加の Linux プラットフォームでサポートされるようになりました。
- Oracle v7、v8、v9
- Red Hat Enterprise v8、v9
- Ubuntu v20、v22

データ視覚化のための強化された機能を備えた、まったく新しいダッシュボード デザイナーの導入。 このベータ版リリースでは、ユーザはキュレートされ前処理されたデバイス データをシームレスに操作できます。 円グラフ、棒グラフ、テーブル グラフ、ドーナツ グラフという4つの重要なグラフ タイプを組み込みました。
さらに、包括的なカスタマイズ機能スイートを提供するダッシュボード デザイナーにより、ユーザは特定の要件に応じてダッシュボードを微調整できるようになりました。 この更新は、詳細な分析と探索のための高度なデータ可視化ツールをユーザに提供することを目的としています。
詳細については、「ダッシュボード デザイナー」をご参照ください。
Ivanti Neurons for Workspace

Ivanti Neurons RC エンジンが最新バージョンに更新されました。 これにより、RDP セッションやファイル転送をリモート コントロールする機能など、新しいリモート コントロール機能が可能になります。 この更新は、今後のタイムリーな機能拡張と新機能をサポートします。