V2018.x で追加された新機能
このセクションでは、Ivanti Service Desk および Asset Manager V2018.3の最近のリリースおよび更新で利用可能になった新機能ならびに機能拡張について説明します。
最新の更新に含まれる機能については、「新機能」をご参照ください。
更新
ここでは、新しい機能を追加する更新のみを説明します。他の更新で修正された問題については、Ivanti コミュニティをご参照ください。
ワークスペース ヘルプは Service Desk ヘルプに含まれます: リンクはこちらです。
更新22
この更新では、エンドユーザがサポートとコミュニケーションを取りやすいように、Workspaces と Web Access の両方にチャット機能が追加されています。
チャットの構成方法および使用方法については、「チャット」をご参照ください。
更新16
Ivanti SQL Server ベースのアプリケーション (Service Desk など) で、構造化されていないデータ (文書や画像など) をファイル システムに保存できるようにする SQL FILESTREAM が、Service Desk でサポートされるようになりました。. FILESTREAM を有効にするということは、つまり添付ファイルを Service Desk データベースではなくファイル システムに保存できるということです。データベース サイズの大幅な低減につながり、よりコスト効率の高い添付ファイル用ストレージが提供されます。.
Service Desk を使用した FILESTREAM の構成方法の詳細な手順 (英語のみ) については、次のリンクをご参照ください。FILESTREAM のサポートの有効化に関する詳細についての Ivanti コミュニティへのリンク
更新14
メール送信と同時に Microsoft Teams に通知を送るように、Service Desk を構成できるようになりました。
完全な詳細については、「Microsoft Teams との統合」をご参照ください。
受信メールで Microsoft Graph OAuth2 を利用して Microsoft Office 365 を使用できるようになりました。
詳細については、「OAuth2を使用した Office 365受信メール構成」をご参照ください。
更新11
Microsoft Windows Server 2019 および Microsoft SQL Server 2017 がサポートされるようになりました。 Windows Server 2008 R2 および Windows 7 client は今後サポートされません。 Ivanti Workspacesアプリでサポートされる最も古いモバイル デバイスは、Android 8.0および iOS 10です。
サポート対象のプラットフォームの詳細については、対応するプラットフォームをご参照ください。
更新5
TLS 1.2を使用している場合は、各レポートの OLE DB プロバイダを変更して、Microsoft OLE DB Driver for SQL Server を使用する必要があります。この詳細な方法については、Crystal Reports ヘルプ (sap.com) の「Choosing data sources and database fields」セクションをご参照ください。
TLS 1.2に必要な Microsoft OLE DB Driver for SQL Server のドライバは、Microsoft OLE DB Driver for SQL Server のダウンロード からダウンロードできます。
ユーザが現在のオブジェクトの属性を更新できる更新処理は、Workspaces の一括処理として選択できないようになりました。このような処理には、完全インシデント プロセスの必須データの入力処理などがあります。以前は、Workspaces に実装されていない場合でも、これらの処理は [一括処理] ページの使用可能な処理から削除されていませんでした。更新処理の一括処理は、Web Access で使用できませんでした。
現在のオブジェクトの属性を更新する機能は、<object> の更新一括処理から使用できます。
更新4
以前は、コレクションをウィンドウ設計に追加したときに、ウィンドウの対応するタブに表示されるテキストが、オブジェクト デザイナーで設定されたコレクション属性のタイトルでした。 ウィンドウ設計ではこれを変更できず、このラベルを多言語にすることもできませんでした。
Update 4以降では、ウィンドウ設計でコレクション タブのラベルを変更し、Web Access と Workspaces の両方で多言語にすることができるようになりました。
コレクション タブのラベルを設定するには:
- ウィンドウ マネージャで、目的のウィンドウ設計を開きます。
- ウィンドウ エディタの下にある目的のコレクション アイコンを選択します。
- をクリックすると、[プロパティ] グリッドが表示されます。
- [テキスト] プロパティの横で、基本言語でタブに表示するラベルを入力します。
- [ローカライズされたテキスト] プロパティの横で、 をクリックします。
[新しいカルチャ情報の追加] ダイアログが表示されます。 - 対応する [カルチャ] 値の横の [ローカライズされたテキスト] を入力し、[OK] をクリックします。
翻訳がデータベースに追加され、[新しいカルチャ情報の追加] ダイアログが閉じます。 - 必要に応じて他のコレクションを編集し、 をクリックして、ウィンドウの変更を保存します。
多言語システムの設計の詳細については、「多言語システムの設計」をご参照ください。 ウィンドウ設計の詳細については、「ウィンドウ マネージャ」をご参照ください。
コンソールの [管理] の下にある [データ接続] コンポーネントの [汎用データソース] コネクタで、SQL Server (MSOLEDBSQL) という新しいプロバイダを使用できます。TLS 1.2を使用して SQL Server に接続する場合は、このプロバイダを使用します。
MSOLEDBSQL プロバイダがローカル コンピュータに登録されていないというエラーが発生した場合は、Web ブラウザ (および接続をテストするためにコンソールを実行しているすべてのコンピュータ) に Microsoft OLE DB Driver for SQL Server をインストールする必要があることを意味しています。このドライバは Microsoft OLE DB Driver for SQL Server のダウンロード からダウンロードできます。
汎用データ接続の作成の詳細については、「新しい接続の作成」をご参照ください。
更新3
Service Desk で Java が不要になりました。
更新2
バーコード スキャンは、Workspaces web アプリケーションで使用できます。
更新1
このセクションでは、Ivanti Service Desk および Asset Manager 2018.3で導入された新機能と機能強化について説明します。
Workspaces で設計されたダッシュボードのリンク ガジェットに追加されたリンクは、スプレッドシートから翻訳をインポートすると、多言語にすることができます。データベース アップグレードを実行する必要があります。「Ivanti データベースのアップグレード」をご参照ください。
この方法での翻訳の追加については、「翻訳の追加」をご参照ください。
一部の電子メール クライアントなど、インシデントを記録するための特定の外部の方法は、Service Desk で処理できない方法で css スタイルを使用します。これにより、範囲外エラーが発生したり、Workspaces で予期しない結果が生じる可能性があります。
新しいシステム オプション [HTML コントロールのスタイルを削除する] (既定では False に設定) が Web Access に追加されました。True に設定する場合は、Workspaces で css スタイル (インライン タグおよびスタイル タグ) がすべての HTML コントロールから削除され、これらのエラーを防止します。これには、HTML フィールドの上部にある HTML ツールバーのスタイルが含まれます。
スタイル タグが解析エラーになる場合は、設定に関係なく、解析エラーを防止するために削除されます。
解析エラーのため、スタイル タグが削除されるときに、インライン スタイルには影響ありません。
最初に、外部システムで使用される css スタイルはデータベースに保存され、Workspaces に表示されるときに削除されます。[HTML コントロールのスタイルを削除する] が True に設定されている場合は、データベースに保存されている css スタイルが失われます。これらのスタイルは、スタイルが削除された値で置換されます。
サポート対象のプラットフォームは次のように変更されました。
- Microsoft SQL Server 2008 R2 はサポートされません。
- Internet Explorer 7、8、および9はサポートされません
- Novell eDirectory のサポートされているバージョンは9です
- Novell Client for Windows はサポートされません。
- Ivanti Endpoint Manager 2018.x がサポートされています
すべてのサポート対象のプラットフォームの詳細については、「対応するプラットフォーム」をご参照ください。
Service Desk および Asset Manager 2018.3で追加された新しい機能
このセクションでは、Ivanti Service Desk および Asset Manager 2018.3で導入された新機能と機能強化について説明します。
Service Desk 2018.3および Asset Manager 2018.3はリリースの名称です。リリースのバージョン番号は12.1です。これは、ファイル プロパティにあるバージョンです。
Workspaces でホームページをグループに関連付けることができます。グループにホームページが関連付けられていない場合は、以前の機能は変更されません。ただし、グループにホームページが関連付けられ、現在そのグループのユーザが [ホーム] をクリックすると、そのグループのホームページに選択されたダッシュボードが表示されます。
Workspaces でホームページをグループに関連付けるには:
- Workspaces ナビゲーションバーの [管理] セクションで [グループ ホームページの管理] をクリックします。
[グループ ホームページの管理] ページが表示され、システムのすべてのグループが一覧表示されます。 - 各グループのドロップダウン リストで、そのグループのホームページとして使用するダッシュボードを選択します。
値は自動的に保存されます。
プロセス ウィンドウの関連するオブジェクトのラベル ([インシデント] ウィンドウの 提出者ユーザなど) について、ウィンドウ マネージャで [ハイパーリンクを表示] プロパティを True に設定すると、ウィンドウにハイパーリンクが表示されます。アナリストをこれをクリックして、関連するオブジェクトにアクセスすることができます。以前には、この機能は、Web Access でしか使用できませんでした。このバージョン以降では、Workspaces でも使用できます。Workspaces でこのハイパーリンクをクリックすると、現在のウィンドウの上に関連するオブジェクトの読み取り専用ウィンドウが表示されます。[キャンセル] をクリックすると閉じます。
このプロパティの設定の詳細については、「プロセス ウィンドウからの関連付けられたオブジェクトのメンテナンス」をご参照ください。
Workspaces でデータ グリッドをフィルタリングすると、特定の1つの日付から結果を表示することができます。
Workspaces の詳細については、help.ivanti.com にある個別の Workspaces ヘルプをご参照ください。
Service Desk および資産マネージャ 2018.1で追加された新しい機能
このセクションでは、Ivanti Service Desk および Asset Manager 2018.1で導入された新機能と機能強化について説明します。
Service Desk 2018.1 と資産マネージャ 2018.1はリリース名です。リリースのバージョン番号は12.0です。これは、ファイル プロパティにあるバージョンです。
以前には、カレンダーは Web Access でのみ使用できましたが、Workspaces のダッシュボードのガジェットとしても使用できます。
予定のカレンダーをデータベースの任意のオブジェクト (特に CI およびユーザ) に関連付けることができます。これにより、Service Desk または資産マネージャの定義された各項目に対してスケジュールが実行される日時を、カレンダー ビューで確認できます。また、プロセスの一部として予定を項目に追加し、計画された作業とそのプロセスの他のデータを確実に記録できます。
スケジュール管理の設定の詳細については、「スケジュール管理」をご参照ください。Workspaces でのダッシュボードの設計の詳細については、別の Workspaces ヘルプをご参照ください。
カレンダー ガジェットを Workspaces のダッシュボードに追加するには:
- Workspaces で、編集するダッシュボードを開き、ヘッダーで をクリックします。
ダッシュボードが編集可能になります。 - [新しいガジェットの追加] をクリックします。
[ガジェット タイプの選択] パネルが表示されます。 - [カレンダー] をクリックします。
[ガジェットの視覚化] パネルが表示されます。 - 次のようにダイアログの上の部分を入力します。
ガジェット名 – カレンダーの上に表示するタイトルを入力します。
期間 – カレンダーに表示する期間を選択します。
表示タイプ – [日]、[週]、[月]、または [アジェンダ] を選択します。
[表示のタイプ] を [アジェンダ] に設定し、[期間] の値を設定しない場合、カレンダー ガジェットには現在の週が表示されます。
[カレンダー構成] セクションでは、オブジェクト デザイナーで [スケジュール可能] 動作が設定された1つ以上の項目の予定をカレンダー ガジェットに追加できます。(この動作の追加の詳細については、「スケジュール管理の設計」をご参照ください)。
- カレンダーに追加する最初の項目のタイトルを入力し、その項目の次のフィールドを入力します。
色 – カレンダーで、選択したオブジェクトの予定に使用される背景色を選択します。同じカレンダー上の別のオブジェクトの予定を区別できます。
スケジュール可能なオブジェクト タイプ - カレンダーに追加するスケジュール可能なビジネス オブジェクト タイプを選択します。たとえば、ワークステーションです。
スケジュール可能なオブジェクト - カレンダーに表示するオブジェクト インスタンスを選択します。たとえば、ワークステーション_001です。 - さらに項目をカレンダーに追加するには、[新しい構成] をクリックし、新しい項目の [カレンダー構成] の下でフィールドを入力します。
- すべての必要な項目をカレンダーに追加後、[OK] をクリックし、[ダッシュボードの保存] をクリックします。
カレンダー ガジェットがダッシュボードに追加されます。
Web Access の Web Desk 設定の [既定で履歴を折りたたむ] には、新しいシステム環境設定があります。 既定では、false に設定され、Web Desk でプロセス ウィンドウを表示するときには、[履歴] ペインが折りたたまれません。初めてプロセス ウィンドウを開くときに、[履歴] ペインを折りたたむ場合は、 true に設定します。
お客様から寄せられた多数の問題がこのリリースで修正されました。詳細については、「Issues Fixed Service Desk and Asset Manager 2018.1」をご参照ください。