構成と管理
Ivanti Neurons for Spend Intelligence は、オンプレミス ソフトウェアおよび SaaS ソフトウェアの負債と支出額を追跡、把握できるようにする、個別にライセンスされるコンポーネントです。 このセクションでは、このコンポーネントの動作に影響する設定の構成方法、他の製品との統合、データのインポート方法について説明します。 コンポーネントそのものの使用についての詳細は、「Spend Intelligence」をご参照ください。
Spend Intelligence の構成ページにアクセスするには、サイドバーの [ソフトウェア] の下で Spend Intelligence コンポーネントのいずれかを開始した後、Spend Intelligence ナビゲーション バーの [構成] の下のリンクを使用します。
データのインポート
ライセンス取引、契約、または価格データのインポートについては、「ソースのインポート」をご参照ください。
Ivanti Neurons for ITSM との統合
Spend Intelligence ダッシュボードを見ると、使用されていないソフトウェアを識別できますので、それらのソフトウェアをアンインストールし、関連付けられているライセンスを再利用することを検討できます (「ソフトウェアの使用状況と、ライセンスの再利用の機会の識別」参照)。 Spend Intelligence ナビゲーション バーの [構成] > [Ivanti Neurons for ITSM] で、この統合を有効にし、ログに記録されるチケットをカスタマイズできます。 詳細については、ソフトウェア インサイトを Ivanti Neurons for ITSM に接続するをご参照ください。
SaaS 管理の構成
SaaS 管理コンポーネントが SaaS アプリケーションの外部ユーザを識別できるように、Spend Intelligence ナビゲーション バーの [構成] > [SaaS 管理] で、会社のドメインと見なされる電子メール ドメインを指定します。 詳細については、「会社の電子メール ドメインの指定」をご参照ください。
システム通貨の設定
すべての金額値の表示と、ライセンス マネージャでのすべての財務上の計算では、単一の通貨が使用されます。 Spend Intelligence ナビゲーション バーの [構成] > [ライセンス マネージャ] で、この通貨を指定します。 詳細については、「通貨の指定」をご参照ください。
Ivanti Neurons for ITAM との統合
Ivanti Neurons for Spend Intelligence を Ivanti Neurons for ITAM に関連付け、契約とライセンス取引に関連するデータを自動的に2つのシステム間で転送されるようにします。 詳細については、Ivanti Neurons for ITAM との統合をご参照ください。
ソフトウェア インサイトのパフォーマンス: 概要の事前計算
ソフトウェア インサイトのグラフには、大量のデータが関与するいくつかの大規模な計算の結果が表示されますが、このことがソフトウェア インサイト開始時のパフォーマンスに影響することがあります。 これを防ぐため、存在するデバイスが9000台を超える場合は、概要の計算が毎日実行されて保存されます。 その結果、グラフの値が、関連付けられているデータ グリッド内のデータと比べて、最大で1日古い場合があります。 Spend Intelligence ナビゲーション バーの [構成] > [ソフトウェア インサイト] で、トグル スイッチを使用して、この動作を変更できます。 次のオプションがあります。
- リアルタイム – 事前計算を無効にします。結果として、パフォーマンスが低下します。
- 事前計算 – パフォーマンスが向上しますが、グラフの内容が最大で1日古いものになる可能性があります。
大量のデータの再計算または更新が必要になる可能性があるため、この設定の変更が有効になるには数分かかります。