このバージョンの新機能

Velocity 2.1.41の新機能

クラウドにおける Velocity フォーム。クラウドで Neurons プラットフォームの一部として利用できるようになった Velocity フォームで、企業をデジタル変革します。新しい Web ベースのフォーム ビルダーを使用してフォームを作成、編集し、モバイル デバイスに配布できます。フォームが Neurons プラットフォームに送信されるようになり、すべての送信に対するレビューやアクションを Neurons プラットフォームで行えます。この機能は一般に、破損品レポートやフォークリフト チェックリストで使用されます。クラウドでの Velocity Forms の設定と使用については、『Velocity Forms プロキシ ユーザ ガイド』をご参照ください。

ライセンス デリバリー用のパスフレーズの構成。どのデバイスがライセンスを取得できるかの制御を一層きめ細かく行えるように、セキュア ライセンス デリバリーを使用する場合にパスフレーズを構成できるようになりました。一致するパスフレーズを使用して構成されたホスト プロファイルのみが、ライセンスを取得できるようになります。詳細については、『ライセンス サーバ ユーザ ガイド』または「権限設定」をご参照ください。

一層容易になったプロジェクト管理。画面のインポートと操作を一層効率化するため、プロジェクト内の複数の画面を削除できるようになりました。また、telnet 画面のカーソル サイズを変更するための新しい構成オプションが追加されたことで、カーソルがどこにあるかを把握しやすくなりました。カーソルの変更についての詳細は、「モード設定」をご参照ください。

さらなるデバイスのサポート。当社では、新しいデバイス メーカーのサポートを継続的に追加しています。このリリースでは、Urovo のサポートを追加し、当該デバイス上で提供されるスキャナおよびキーボードとの統合を組み込んでいます。加えて、Zebra デバイスでのスキャナ統合が更新され、DataWedge を利用できるようになっています。Android 12以上を搭載した Zebra デバイスは、既定で DataWedge 統合になります。この変更に伴いお客様にしていただくことはありません。すべての設定はデバイス上で自動的に移行されます。

Wavelink TE プロジェクトのインポート.wltna ファイルがある場合は、Velocity Console にインポートして、そのファイルに基づいた Velocity ホスト プロファイルを作成できます。詳細については、「プロジェクトのインポートとエクスポート」をご参照ください。

詳細な構成の更新: 以下の API を追加または変更しました。

(新規の) Device.getVelocityLicenseInfo は、デバイス上のすべての Velocity ライセンスに関する情報を取得します。

(新規の) View.isFormOpen は、Velocity フォームが開いているかどうかを判定します。

(変更された) Action.sendBroadcast は、インテントのオプション フラグをサポートしています。

(変更された) Voice.setProperties には、文法ファイルごとの音声結果を個別に提供する新規プロパティがあります。

(変更された) Settings.set には、印刷データが処理された後に送信された Enter キーを抑制する新規プロパティがあります。

詳細については、『Velocity 詳細な構成ガイド』をご参照ください。

ご協力をお願いいたします。 将来のリリースにご協力いただけるお客様やパートナー企業様をお待ちしております。 当社は、入力の提供、フィールドテストおよびベータ ソフトウェアの実行、新製品の試用にご協力いただけるサイトを募集しております。 ご参加いただける場合は、アイデア ポータルにアクセスして投票してください。

https://ivanti.ideas.aha.io/ideas/VEL-I-93

Velocity クライアントは Google Play Store で提供されています。

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.wavelink.velocity

Apple App Store でもダウンロードできます。

https://apps.apple.com/jp/app/ivanti-velocity/id1535184732

修正

一部のデバイスでスキャンの停止の原因となっていたメモリ リークを修正しました

複数のプロファイルが存在する場合の Speakeasy の問題を修正しました

一部のデバイスで送信チェック文字の設定が無視されます

場合によっては、クライアントがセッション パーシスタンス サーバのセッションの切り替えを行っていませんでした

M3モバイル デバイスでは、データ ウェッジ プロファイルが無効になるケースがありました

自動起動が有効になっているときに音声プロファイルにアクセスするとクラッシュしていた問題を解決しました

複数のタブを開くとクラッシュしていた問題を解決しました

Velocity 2.1.38 の新機能

Velocity Forms の機能拡張

数値フィールドと英数字フィールドに表示されるキーボードを指定して、Velocity Forms でのユーザ入力エクスペリエンスを制御します。 数値フィールドには数値キーボードを表示し、他のすべてのフィールドには標準キーボードを使用します。 これにより、フォーム入力がさらに簡単になり、エラーがなくなります。 詳細については、「[フォームの詳細] タブ」をご参照ください。

Velocity Forms でダーク モードがサポートされるようになりました。あらゆる照明下でのフォームの読みやすさが向上し、デバイスのバッテリーの駆動時間も長くなります。詳細については、「[フォーム ビルダー] タブ」をご参照ください。

新しい小数コンポーネントにより、管理者は、安全性やコンプライアンスのレポートで有益となるフォームの数値フィールドに対して、必要なレベルの精度を適用できます。

日付コンポーネントも拡張され、日付、時刻、または日付と時刻がサポートされています。

MDM 経由でライセンス サーバの詳細を構成。Ivanti Neurons for MDM と管理対象アプリ構成の設定を使用して、Velocity のライセンス サーバーを構成することにより、ライセンス サーバーの構成を簡素化します。 ライセンス サーバーのアドレス、ポート、サイト ID を管理対象アプリ構成で設定すると、Velocity はそれらの設定を使用して接続し、異なるサイトで異なるライセンス サーバーを簡単に構成できます。 詳細については、「MDM を使用した設定の配布」をご参照ください。

強化されたログ記録。Console から提供される QR コードをスキャンすることで、Android デバイス上の Velocity Client で詳細なログ記録をすばやく有効にできます。問題を再現している間は QR コードを表示したままにしておいてください。完了するとログがクライアントからコンソールに自動的送信され、ログの取得と分析が容易になります。 デバイス上でスクリーン キャプチャを有効にする際も、同じプロセスを使うことができます。 スクリーン キャプチャはコンソールに送信されるため、デバイスを物理的に接続しなくても Telnet 画面を簡単に最新化できます。 詳細については、「強化されたログ記録プロジェクトの使用」をご参照になるか、動画でご確認ください。

強化されたログ記録についての動画を見る (3:25)

詳細な構成の更新: 次の API に変更を加えました:

Device.vibrate() は、バイブレーションをサポートしているすべての Android デバイスに対して作用するようになりました。可聴音が聞こえない作業者へのアラートとして、あるいは可聴音を増強するものとして、バイブレーションを使用できます。

Device.setSystemVolume() により、Velocity を含むすべてのアプリに影響する、システム音量を構成できます。デバイスの可聴音についての制御性が一層高まります。

詳細については、『Velocity 詳細な構成ガイド』をご参照ください。

修正

Android クライアントの起動時のスレッド処理を改善しました

Speakeasy と Velocity の間の起動動作を改善しました

Web ページが現在のタブを閉じる際の動作を修正しました

SSL が有効になっているデバイスでプロファイルを編集するときにデータが失われる可能性がある問題を修正しました

Session Persistence Server に接続する際の一部の証明書タイプの問題を修正しました

Velocity クライアントで一部の証明書を受け入れる問題を修正しました

複数のインスタンスを同時に開いたときのコンソールのクラッシュを修正しました

Androidクライアント起動時の特定のタイミングで戻るボタンが押された場合にクラッシュする問題を修正しました

音量ボタンの動作が改善され、アクティブなストリームをターゲットにするようになりました。

資格情報が関連付けられている顧客を結合するときの問題を修正しました

設定エリアで顧客の名前を変更するときの動作を改善しました